マコト フジムラ 講演会

 

企画:641 諏訪敦 研究室
日時:2015年1月20日
場所:講堂小ホール
ゲスト講師:マコト フジムラ

 

 

マコトフジムラさんはアーティスト、著者、講演者、また文化を象る「カルチュラル・シェイパー」として世界的に評価を受け、2003年には大統領の指名により、ホワイトハウス文化担当顧問に就任。その後、自身の絵画発表に留まらず、アートの国際的な推進、政治家との対話、アート政策の助言、と多岐に渡り活躍している。
日系人でありながら逆に日本留学で日本画を学んだといった御自身の複雑な属性から、アイデンティティと国家、宗教的な問題にも触れる機会となった。

 

マコト フジムラ

1960年   米国マサチューセッツ州ボストンに生まれる
1983年  ペンシルベニア州ルイスバーグ市バックネル大学卒業(文学士)
1986—1992年  文部省国費留学生として来日。東京藝術大学大学院日本画科修士課程終了、同大学院日本画科博士後期課程満期退学

 

2011年にFujimura Instituteを創立し、画家のBruce Harman、ピアニストでデューク大学の宗教学者でもあるJeremy Begbie、イェール大学の作曲家 Christopher Theofanidis とQU4RTETSを組み、詩人のT.S.エリオットの「四つの四重奏」を基づいたコラボレーションを発表。ベイラー大学、デューク大学、イェール大学、ゴードン大学を始め世界各地の教育機関を巡回した。


「光の肖像」展

 

企画:油絵専攻
日時:2015年7月15日〜20日
場所:広島・JMSアステールプラザ

ギャラリートーク:2015年7月19日

 

 

「光の肖像」展は、広島市立大学芸術学部油絵専攻の教員と学生・卒業生が2004年から取り組んできたプロジェクトである。被爆60周年にあたる2005年に当大学芸術資料館で初めての展示を行った。その後、肖像画作品を増やしながら2014年までに9回を数えて大きな反響を呼んだ。本展は広島被爆者の肖像を描くことで、風化しつつある被爆経験と喪われつつある絵画芸術の価値と意味を問いかける展覧会となっている。 

 7月19日には、モデルと画家による対話によるギャラリートークが行なわれた。

「QU4RTETS」展、付帯コンサート「Eliot at Ground Zero」

 

企画:641 諏訪敦 研究室
日時:2015年10月28日〜11月  

コンサート『Eliot at Ground Zero』:2015年11月12日

場所:5F芸術資料館 コンサート:講堂大ホール

 

ゲストアーティスト:QU4RTETS

 

 

 この企画は、世界的ペインターにして、アメリカ人でありながら日本画を専門とする、マコトフジムラ の呼びかけにより結成された、絵画と音楽、そして神学の混合ユニット「Qu4rtets」の世界巡回展である。2012年11月以降、世界12か所で大学機関を中心に巡回し、「日本公開にあたり戦後70年を迎えた広島でこそ初公開したい」という、マコトフジムラ自身の強い希望により実現した。

 

 マコトフジムラ、ブルース・ハーマンによる絵画作品の展示と、11月12日には作曲家クリストファー・セオフィニーデスが委託作品として書き上げた楽曲、「At the Still Point」を広島交響楽団が生演奏した。また、同日にマコトフジムラ、ブルース・ハーマン、ジェレミー・ベグビーによる講演会、プログラムの最後には特別出演のタップダンサー、アンドリュー・ネマーによるパフォーマンスが行なわれた。


展示作家: マコトフジムラ(日本画家)、ブルース・ハーマン(画家)、
             クリストファー・セオフィニーデス(作曲家)、ジェレミー・ベグビー(神学博士)

 

コンサート『Eliot at Ground Zero』

講演: マコトフジムラ(日本画家)、ブルース・ハーマン(画家)、

    ジェレミー・ベグビー(神学博士)、諏訪敦(画家)

演奏: ピアノ:三好敬子、1stヴァイオリン:潮田孝子、

    2ndヴァイオリン:伊達万浩、ヴィオラ:栄智宏、チェロ:遠藤和子

タップダンス:アンドリュー・ネマー、伴奏:パイプオルガン:ラウザー・ロジャー

「QU4RTETS」展付帯イベント、「お悩み解決 立島惠に訊け!」

 

企画:641 諏訪敦 研究室
日時:2015年11月18日
場所:5F芸術資料館
ゲスト講師:立島惠

 

 

 

『美術の窓』のお悩み解決相談でおなじみ、佐藤美術館が学芸部長の立島惠さんが来校し出張版『お悩み解決 立島惠に訊け!』を『QU4RTATS』展の付帯イベントとして開催した。

 

 

立島 惠(たてじま けい) 1990年佐藤美術館設立当初より学芸員として運営に参加。公益財団法人佐藤国際文化育英財団の奨学金プログラムの構築、若い作家に対する支援活動、展覧会等を行い今日に至る。 主な展覧会にマコトフジムラ展、岡村桂三郎展、諏訪敦絵画作品展、三瀬夏之介展、藤原由葵展、奥村美佳展、富田菜摘展、猪熊佳子日本画展など若手作家を中心とした個展、グループ展等を多数企画。

「岩井希久子 講演会」

 

企画:641 諏訪敦 研究室
日時:2015年12月4日
場所:講堂小ホール
ゲスト講師:岩井希久子

 

 

 

絵画保存修復家である岩井希久子さんをお招きして、修復家としての経験と、絵画を主福、保存することについてお話しされた。

 

岩井希久子

1955年 8 月15日(S30年) 59歳  熊本市生まれ

 

International Institute for Conservation of Historic and Artistic Works)、 IPC(Institute of Paper Conservation) 文化財保存修復学会(The Japan Society for the Conservationof Cultural Property)、並びにIIC Japanの会員。

 

父親が熊本県立美術館建設準備室長をしていた関係で、絵画修復の仕事と出会う。 80年に渡英し、ロンドン、ナショナル・マリタイム・ミュージアムで修復技術を学び.84年に帰国。 以後、フリーランスとして、モネ、ゴッホ、ピカソといった名画の修復を手けるほか、現代アート セル画など多様な表現の修復にも挑む。また、国際巡回展などで出品作のコンディションチェック の仕事も数多く担当。89年有限会社岩井絵画修復(現・有限会社IWAI ART保存修復研究所)を設立。 93年小山敬三美術振興財団海外研修を受賞し渡米。「絵にやさしい修復」を理念に、 98年からロンドン、テート・ギャラリー(現テート)に研究を持ち込み、絵画をエイジングさせない「脱酸素密閉」という 作品保存方法を開発。このほか日本の職人の技術を生かした修復を行うなど、独自の修復技術をつねに   探求し続けている。2012年度佐倉市民栄誉賞受賞。   現在、修復センター設立を計画中。(日本に修復センターをつくる会 www.facebook.com/pages/)