油彩画(乾性油で彩色された絵画)は、日本に於いては明治の近代化以降にヨーロッパより受容された技術体系として(それで日本では日本画に対して洋画と呼ばれたりする訳ですが その史実を基礎として)私は日本の油絵というものを理解しています。 体系の背後にある材料や道具に関わる使用上のセオリーであるとか それらの歴史については、複雑多岐にわたる為に『体系』という言葉で説明するしかないと考える訳なのですが、現代のアカデミズムを模索しつつ学生個々の創造性に期待にして、各自の世界観を構築しうる教育研究をおこなって参りたいと思っています。

 自分の制作が世界のどのあたりに位置しているのか? 今自分は何処にいて何をしようとしているのか? そしてどこへ向かっているのか? 十分に自覚を持てるような作家になれるよう、先人たちの努力を正しく理解して継承できるように、私たちも努力をしていかなくてはならないと思っています。

1959年

広島市生まれ

1988年

東京藝術大学大学院修了(美術教育専攻)

1991年

東京藝術大学 非常勤講師(~94年)

1992年

東京藝術大学大学院後期博士課程単位取得満期退学

1994年

広島市立大学芸術学部に常勤助手として着任

1996年

ロシア国立博物館訪問研究員としてロシアイコンの調査をおこなう

1998年

美の予感(高島屋)

2000年

美しすぎる嘘~現代レアリズムの表現(日本橋三越)

2002年

写実・レアリスム絵画の現在(奈良県立美術館)

2003年

存在の美学展(高島屋)

2005年

存在の美学展(高島屋)

2007年

存在の美学展(高島屋)

2005年

第1回 アートフェア東京(東京国際フォーラム)

2009年

2009年度 文化庁在外研修員としてロシア・サンクトペテルブルクにて研修

現在 広島市立大学芸術学部教授