雪原と闇、そしてどこまでも広がる宇宙空間、世界の始まりを想像させるような風景画を描くことを意図し、さらに油彩画の技法的検証と新たな可能性を模索してきました。
絵画は写真のように目前に被写体がないときですら素材と身体の動きや記憶を通してでてくる線・色彩・形態によってイマジネーションを掘り下げられる点が重要です。
絵画が図像的解釈の時代を経て、作家の身体性や想いが画面に定着された物質となることで、現代というデジタル技術が蔓延する時代にあってもなお、異化された物質として生き伸びてゆくのではないかと思います。
この専攻が未来の作家が巣立ち行く豊かな創造的実践の場であるように見守っていきたいと思います。

1966年

青森県に生まれる

1994年

東京芸術大学大学院美術研究科油画技法材料研究室 修了

1997年

東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程 単位取得満期退学

1998年

デュッセルドルフ、ベルリン、ニューヨークで在外研修

受賞

(中野渡尉隆として)

1987年

久米桂一郎賞

1994年

佐藤国際文化育英財団奨学生

1996年

フィリップモリスアートアワード

1997年

ポーラ美術振興財団在外研修

 

個展

(中野渡尉隆として活動)

1991 「Energy Motion」 ギャラリーKIGOMA、東京
1994 「NCAF'94(レントゲン芸術研究所)」 名古屋市民ギャラリー、愛知
1996 「二重反転」 INAXスペース高松、香川
1997 「博士展」 東京芸術大学芸術資料館陳列館、東京
2002 「"porous" vol.1 -for landscape - 」 晶アート、東京
   「"porous" vol.2 -for ear as cave-」 晶アート青山アートハウス、東京
   「洞窟としての耳のために」 ギャラリーアルテ, 丸亀/香川
2006 「r」  ギャラリーアルテ、丸亀/香川
2011 「WATER DROPLET」 晶アート、東京
   「Super B to the future project Phaedrus」 ラディウム-レントゲンヴェルケ、東京
   「星・雪・水蒸気」  青森県立美術館、青森
   「地球上の人体-部分」 十和田市現代美術館、青森

グループ展
   1990 「8」 茨城県つくば美術館、茨城
   1993 「fo(u)rtunes」 レントゲン芸術研究所、東京
   1994 「"OUT OF BOUNDS" 海景の中の現代美術展」 ベネッセハウス直島コンテンポラリーアートミュージュアム、香川
      「スムース・サーフェス」 レントゲン芸術研究所、東京
   1995 「Methods of Dance」 レントゲン芸術研究所、東京
       「プール2」レントゲン芸術研究所、東京
   1996 「ヒニクなファンタジー」 宮城県美術館、宮城
      「フィロテック」  大田区産業プラザ、東京
      「フィリップモリスアートアワード1996」 スパイラル/ワコールアートセンター、東京
                           レントゲンクンストラウム、東京
       「モルフェ'96」 ヴィジョン・ネットワーク、東京
   2000 「空き地」 豊田市美術館、愛知
   2001 「キッズアートワールドあおもり2001-市場最大の作戦」三内丸山遺跡 青森県立郷土館 青森
   2002 「ダブル・リアリティ―両義的な空間とイリュージョンの7人」 府中市美術館、東京
      「Global Priority」 ジャマイカセンターフォーアーツアンドラーニング, ニューヨーク
   2003 「Global Priority (巡回展)」 ザ・ピア2・アートディストリクト、高雄市、台湾
      「108」 イセ文化基金、ニューヨーク
       「アートチャンネルトワダ」 十和田市官庁街通り・桜の広場、青森
   2004 「8va」 ギャラリーアルテ, 香川
      「Global Priority (巡回展)」 SFACギャラリー、サンフランシスコ
      「Global Priority (巡回展)」 オルタナティブスペース、ソウル
   2013 「韜晦」 スパイラルガーデン、東京
   2014 「見ること・描くこと」 東京芸術大学美術館、東京
   2015 「教員作品展」広島市立大学芸術資料館、広島

 

コレクション 府中市美術館、豊田市美術館、東京芸術大学芸術資料館